建設経済研究所は19日、建設投資見通しをまとめ公表した。08年度の建設投資を07年度見通しに比べ1.1%減の51兆3000億円と予測。民間非住宅建設投資は好調に推移し、5年連続の増加が見込まれる一方、公共投資費削減で政府建設投資は減少が続くと予想している。公共工事頼みの地方の建設業界の景況は一段と厳しさを増しそうだ。生コン需要も民間設備投資に支えられる都心と公共投資依存度の高い地方の格差がさらに拡大する可能性が高い。
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