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2011年10月13日号

1:削減へ有償化を提案~JCI 残コン・戻りコン発生抑制委

 コンクリート工事に携わる関係者が共通認識を持って現場で発生する残コン・戻りコンを減らし、環境負荷低減につなげる――。日本コンクリート工学会(JCI)の「残コン・戻りコンの発生抑制及び有効利用に関する技術検討委員会(十河茂幸委員長=広島工業大学教授)」の最終報告書のとりまとめ作業が最終段階に入っている。最終報告書の中では残コン問題で障害となる法的解釈の問題や現場での発生抑制対策についてより具体的な提案が示される予定。報告会は来年1月16日の東京を皮切りに全国8会場で開催する。